外来・診察 肝臓内科

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診療時間表

平日

午前 9:00 ~ 13:00 / 午後 14:00 ~ 18:00
(受付 8:30 ~ 12:30 / 13:30 ~ 17:30)

土曜

午前 9:00 ~ 12:00
(受付 8:30 ~ 11:30)

最終更新日:2023年6月30日

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午 前 吉田 直彦 吉田 直彦 吉田 直彦 吉田 直彦 (要確認)
午 後 吉田 直彦

概 要

健診などで肝機能障害を指摘された方、B型肝炎ウイルス感染、C型肝炎ウイルス感染、脂肪肝などの相談、検査、治療を行っています。
また、当院では抗ウイルス療法も行っています。

医師からのメッセージ

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれており、症状の表れにくい臓器ですので、定期的な検査が重要となります。健診·人間ドックなどで偶然肝機能障害を指摘された場合、ご家族やパートナーなど、身近に肝炎の方がいらっしゃる場合など、気になる事があれば受診してください。

診療の特徴

血液検査

肝臓が正常に機能しているかどうかを知るために、血液を採取して検査を行います

AST(GOT)
肝細胞で作られる酵素です。肝細胞が壊れると値が上昇します。
ALT(GPT)
肝細胞で作られる酵素です。肝細胞が壊れると値が上昇します。
Γ-GTP
胆管で作られる酵素で、肝·胆道系の障害やアルコールに反応して値が上昇します。
LDH
血中に含まれる尿酸脱水素酵素の濃度を指します。身体の細胞(特に肝·心·血液など)が壊れると値が上昇します。
FIB-4 index
血液生化学的検査データ(ALT、AST、血小板数)を用いて、肝線維化の程度を評価します。
※飲酒量が多い方には使用できません。

腹部エコー(超音波)検査

脂肪肝や肝癌、胆石、胆嚢炎などの診断に有用です。放射線を使用しないため、被爆せずにリアルタイムで臓器の観察ができます。体型や撮影条件などによって、観察できない場所が生じる可能性があります。

造影(Dynamic)CT検査

肝臓癌や膵臓癌の診断に有効です。
放射線被爆を伴いますが、全体の観察に有効です。

肝臓の病気

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種 類 症 状
脂肪肝【MAFLD/NAFLD】 代謝異常を合併する脂肪肝(MAFLD)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は近年増加傾向の慢性肝疾患です。 NAFLDは飲酒量がエタノール換算で男性30g / 日未満、女性20g / 日未満の脂肪肝と定義されていましたが、脂肪肝による肝硬変や肝発癌の割合が、肝疾患全体の中で増加してきており、より脂肪肝の危険性を把握するために、MAFLDでは飲酒量に関係なく、糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満などの生活習慣病を合併する脂肪肝と定義しています。MAFLDやNAFLDでは肝臓関連疾患だけでなく、肝外悪性腫瘍や動脈硬化性心血管疾患の発症リスクも高く、その発症予防や早期発見が重要です。
ウイルス感染症A型肝炎 A型肝炎ウイルス感染によって起きる急性肝炎です。A型肝炎ウイルスの多くは便の中に排泄されるため、その便によって汚染された飲み水や魚介類を摂取することで感染します。経口感染で、慢性化はしません。特に海外旅行時に感染したという報告が多くなっています。
B型肝炎 B型肝炎ウイルス感染した状態の総称です。血液などの体液を介して感染します。自覚症状が現れないことが多く、気付かないうちに肝硬変や肝癌などの重篤な病気へと進行している場合があります。経口感染や空気感染することはありません。主に成人してから感染した場合、一過性の急性感染が多く、母子感染など幼少期に感染した場合、持続感染となる場合があります。持続感染の場合でも無症候性キャリアという無症状の場合から肝硬変などに進行する場合まで、多様な経過をたどるため、専門医での診察が重要になります。現在の主な感染経路は母子感染、医療従事者の針刺し事故、性交渉による感染などが挙げられます。
C型肝炎 C型肝炎ウイルス感染によって起きる慢性肝炎です。血液を介して感染します。自覚症状が現れないことが多く、気付かないうちに肝硬変や肝癌などの重篤な病気へと進行している場合があります。経口感染や空気感染することはありません。
主な感染経路はウイルスに汚染された器具の使用(医療従事者の針刺し事故、カミソリ、鍼、ピアス、刺青など)、注射器の使いまわし(覚せい剤注射時など)などです。母子感染や性交渉による感染の可能性もありますが、そのリスクは低いと考えられています。
薬剤性肝障害 病院から処方されている薬以外にも、サプリメントをはじめとする美容や健康食品など様々な薬品·食品で肝機能障害を引き起こすことがあります。
その他 原発性胆汁性胆管炎、自己免疫性肝炎などがあります。
病態別急性肝炎 急に肝臓に炎症を起こし肝機能障害を生じる状態です。食欲不振や倦怠感、吐き気、発熱、黄疸などの症状がみられることがありますが、ほとんどの場合自然に治ります。ただ稀に劇症肝炎を生じ、命にかかわる場合がありますので、病院での検査が重要です。
慢性肝炎 肝機能障害が持続し、肝臓の線維化が進んでいる状態を表します。通常自覚症状はありません。
肝硬変 慢性肝炎の状態が持続することで、肝臓の組織が線維化して硬くなる状態を言います。線維化が進み肝機能が著しく低下すると、倦怠感や黄疸、腹水貯留や肝性脳症などの症状が出現します。治療により元の状態に戻ることが出来る時期を代償性肝硬変。さらに進行して元の状態に回復することが難しい時期を非代償性肝硬変と言います。

治療について

抗ウイルス療法

B型肝炎、C型肝炎治療ガイドラインに従って、適応のある方にお勧めしています。非常に高額な治療であり、患者さんの医療費を軽減するために国や都道府県が行っている公的な医療費助成金制度を利用して行います。

B型肝炎の場合、内服薬による抗ウイルス療法によりB型肝炎ウイルスの増殖を抑制します。C型肝炎の場合、近年新しい経口薬である直接作用型抗ウイルス薬(DAA)が開発され、副作用は少なく、95%以上の人で体内からのC型肝炎ウイルス排除が可能となりました。肝硬変に対する治療は、一般的治療として食事·運動·睡眠などの基本的な生活習慣を整えることが必要です。

また、肝硬変を発症するとたんぱく質の基となるアミノ酸の一種である分枝鎖アミノ酸が不足するため、それらを補う治療が行われます。また、腹水がある場合は利尿薬、肝性脳症を生じる場合には下剤やカルニチン製剤、食道静脈瘤には内視鏡的食道静脈瘤結紮術などの治療を行います。

予 防

B型肝炎の予防にはワクチン接種が有効です。
医療従事者など、感染リスクが高いと判断される方はワクチンを接種することが推奨されています。自費診療となりますので、詳しくは予防接種についてのページをご確認の上、ご予約ください。

予防接種について

Medical Examinations 受診について

肝臓内科
ご予約・お問い合わせ

089-989-6620

平日 9:00 ~ 17:00 休診日は除く

専門外来へ受診希望の場合、ご体調や予定により待ち時間が気になる場合は、事前のご予約をお勧めしております。

名誉院長

山下 治彦

担当
内科

院長
糖尿病センター長
健康サポートセンター長

吉田 直彦

担当
内科

副院長
リハビリセンター長

上甲 隆敏

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リハビリテーション
内科

主席診療部長

須賀 正和

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脳神経外科

内視鏡センター長

宮本 安尚

担当
内科

整形外科部長

河田 典久

担当
整形外科

回復期リハビリテーション病棟
部長

井上 愛

担当
リハビリテーション科

脳神経センター長

冨田 仁美

担当
脳神経内科

内科医長

鎌井 順二

担当
内科

脳神経外科部長

梶原佳則

担当
脳神経外科

非常勤医師

苅田 美夏

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内科

非常勤医師
乳腺センター長

亀井 義明

担当
乳腺外科

非常勤医師

村上 朱里

担当
乳腺外科

非常勤医師

田口 加奈

担当
乳腺外科

非常勤医師

中村 萌美

担当
乳腺外科

非常勤医師

竹本 佳菜

担当
乳腺外科

非常勤医師

野田 令菜

担当
乳腺外科

非常勤医師

豊島 史彦

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内科

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安川 正貴

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内科

非常勤医師

萩山 吉孝

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整形外科

非常勤医師

堀 和子

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内科

非常勤医師

松田 藍

担当
内科
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