入院案内 回復期リハビリテーション病棟の入院のご案内

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概 要

施設基準
  • 回復期リハビリテーション病棟入院料1(60床)

回復期リハビリテーション病棟では、主に脳血管障害や骨折などの患者さんに対して、在宅での生活を目標に集中的なリハビリテーション治療を行っています。

住みなれた地域で再び生活することができるよう、医師・看護師・セラピスト※1・相談員・管理栄養士・ケアワーカー等の専門職員がチームを組み、患者さんのリハビリテーションを支援いたします。当院回復期リハビリテーション病棟の特色として、入院デイケア(集団レクレーション、ラジオ体操、健口体操、病棟起立訓練(1日100回)等)を行っており、リハビリテーション以外の時間にも運動が出来るように工夫をしています。

患者さんやご家族の笑顔がたくさん見られるよう、全スタッフが協力し合って日々頑張っています。

※1 セラピスト:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の総称

8つの特徴

POINT01 各種専門医が在籍し、疾患のフォローが充実

様々な疾患に対応するため、リハビリテーション専門医・総合内科専門医・脳神経内科専門医・脳神経外科専門医・整形外科専門医・糖尿病専門医など、各分野の専門医による診療が受けられます。

POINT02 365日充実したリハビリテーションを提供できる体制

1年間のうち、土曜日・日曜日・祝日を含めた365日(1日最大3時間)リハビリテーションを提供できる体制を整備しています。

POINT03 失語症訓練、嚥下機能評価・訓練の実施

言語聴覚士11名体制で、言語訓練や嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査などを行っています。失語症へのリハビリや、看護師を中心とした口腔ケアなどにも力を入れています。(2023年6月現在)

POINT04 入院デイケアにより、ベッドから離れた入院生活

日中離床して活動的な生活を送ることを目的とした「入院デイケア」という活動に取り組んでいます。専門セラピストによるリハビリ以外の時間も、ベッドで休むだけではなく、日中は食堂でレクリエーションや作業活動など様々な活動を行い、規則正しい生活リズムと健康な心身と取り戻していただくことで、退院後の生活の質も全く変わってきます。

POINT05 自宅退院・復職を目指したリハビリテーション

目標はあくまで入院以前の生活に戻ることです。散歩、家事、買い物を想定して、屋上庭園『そらにわ』での歩行訓練や住宅シミュレーション室での調理や洗濯などの生活機能訓練、近くのスーパーマーケットなどを利用した買い物訓練を行い、ご自宅での生活により近いリハビリを行っています。バスの乗車訓練、趣味活動なども行ないます。

POINT06 自宅退院に向けた準備態勢の
充実

スタッフが患者さんのご自宅へ訪問することにより、以下のような取り組みを行います。
ご自宅の構造に合わせた、もっとも効果的なリハビリを行ないます。ご自宅の改修が必要な場合は、どのような改修が必要かを一緒に考えます。最良の在宅復帰プランをご提案します。

POINT07 退院後の継続的なサポートの
充実

在宅復帰した後も、ご希望に応じて訪問リハビリを受けることができます。

  • 地域によってはご希望に沿えない場合がございます。

POINT08 入院時の送迎

入院時の送迎を無料でいたしますので、荷物が多い方もご安心下さい。 県外からの転院の際には、空港までお迎えに伺います。

回復期リハビリテーションの流れ

1

初期評価カンファレンス

医師・セラピスト・相談員・看護師が集まり、入院初日に患者さんの状態を確認します。

2

365日リハビリ

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士によるリハビリが、毎日受けられる体制になっています。

  • 回復期病棟に限ります。
3

リハビリ回診

定期的に専門医とセラピスト・看護師による回診があります。

4

合同カンファレンス

退院に向け、多職種が集まり治療・支援の方向性の一致を図っています。

  • 回復期病棟に限ります。
5

家屋訪問調査

必要に応じて、担当のセラピストが患者さんのご自宅を訪問し、家屋環境の評価を行います。

入院生活のご案内

1日のスケジュール

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  • 入院中の目安ですので、多少お時間が異なることがあります。

回復期病棟での取り組み『起立訓練』

回復期リハビリ病棟では、個別リハビリを1日2~3時間行っています。しかし、1日24時間の中で2~3時間のリハビリだけでは回復するのに十分とは言えません。そこで、当院の回復期リハビリ病棟では1日の生活全てがリハビリと考え、病棟全体で日中は患者さんが起きて、様々な運動やレクリエーションを行い、少しでも早く、しっかりと回復できるような取り組みを行っています。具体的な取り組みとして『起立訓練』・『ラジオ体操』や『院内デイケア』を、毎日午前と午後に行っています。

『起立訓練』とは、10時と15時の1日2回、下肢筋力向上を目的として、デイルームでの椅子からの立ち上がりを各50回ずつの1日100回行っています。初めは50回という回数がしんどく、20回や30回程度しか行えない患者さんも、毎日行うことで徐々に体力や筋力が付き、50回の立ち上がりを皆さんと一緒に行えるようになっていきます。

また、身体的な向上ばかりではなく、初めは嫌々行っていた患者さんも毎日行うことで日課となり、周りの患者さんと競い合うことで自ら行おうという意欲向上にも繋がっています。実施回数を個別の記録用紙に記入することで、目で見て毎日の実施回数を確認し、改善を実感してもらったり、みんなで大声を出して回数を数えることでチームワークができ、笑顔で行なえるようになったりと、皆さんが楽しくリハビリを行うように努めています。

日常生活では、トイレ動作やベッド・車椅子への移乗、入浴時の移乗など立ち座りが必要な場面は沢山あります。病棟で『起立訓練』・『ラジオ体操』を行うことで、実際の日常生活での介助量も軽減出来た例もあります。また、意欲が向上したことで、その他の自主練習も積極的に行えるようになり、結果として早期回復・早期自宅退院に繋がります。

入院中のデイケアについて

当院では、365日毎日リハビリーションを提供できる体制を取っていますが、個別リハビリテーションを受けられる時間は1日最大3時間と定められています。そこで残りの時間をベット上で過ごすのではなく、少しでもベットから離れて体を動かす時間を増やす工夫として、入院デイケアを行っています。病棟の談話室で介護保険のデイサービスのような各種イベントを企画し行っています。日中の個別のリハビリ以外の時間も、談話室に集まって、より活動的な生活が送れるように努めています。このイベントを通して、体力・持久力の向上や、昼寝予防による睡眠覚醒リズムの調節に効果が期待されます。

回復期リハビリテーション病棟の談話室で、月曜~金曜の日中に実施しています。塗絵・折り紙・風船バレー・映画やドラマの上映会・喫茶や誕生日会などを行っており、患者さん同士での会話も楽しめます。また、食後のコーヒーは患者さんに喜ばれています。その他にも季節に応じた行事・祭事を通して生活の質を高める援助を行っています。

入院できる疾患

回復期リハを
要する患者さん
  1. 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は手術後、義肢装着訓練を要する状態
  2. 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷
  3. 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態
  4. 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態
  5. 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態
  6. 股関節又は膝関節の置換術後の状態

料金案内

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回復期病棟:60床 設備 部屋数 料金/日
(税込)
個室B テレビ、保冷庫、Wi-Fi、洋服ダンス、洗面台、トイレ、ソファ or こあがり 4室 6,600円
個室C テレビ、保冷庫、Wi-Fi、洋服ダンス、洗面台、トイレ 6室 6,050円
大部屋
(3床・4床)
テレビ、保冷庫、Wi-Fi、収納ダンス、共用洗面所
(テレビ、保冷庫、Wi-Fi等の使用時は、220円(税込)/日です。)
16室

入退院に関してのお手続きや必要書類、入院に際してのご準備物、また、入院中のお食事についてはこちらのページをご案内ください。

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