- 麻酔の注射(キシロカイン)で具合が悪くなったことがある
- 血の止まりにくい薬を飲んでいる
- 高血圧の薬を飲んでいる
- 狭心症・不整脈・心筋梗塞・その他の心臓の病気と言われたことがある
- 前立腺肥大・緑内障と言われたことがある
- B型肝炎・C型肝炎と言われたことがある
- 糖尿病で内服薬やインスリン注射を使用している
- 睡眠薬・精神安定剤を服用している
- 脳卒中を起こしたことがある
今までの検査の経験で胃カメラが苦しかった方、検査を受けてみたいけれど不安な方、ぜひ当院の経鼻内視鏡をお試しください。胃カメラは当日受診して検査を行うこともできますが、可能であれば事前にご予約をいただくとスムーズです。また、胃カメラをご希望の方は、朝から何も食べずに来院ください。
内視鏡検査については事前のご予約が必須となっております。
内視鏡センターは、内視鏡による診断と治療を行う部門です。当院では患者さんに「つらくない」「痛くない」検査を受けていただけるように心がけています。検査時は鎮静剤によってウトウト、ぼんやりした状態で検査を受けていただいたり、経鼻内視鏡という細い内視鏡を使用しています。
経験豊富な医師が検査に当たりますので、安心して検査を受けていただけます。
内視鏡センター長 宮本 安尚
胃カメラの正式名称は「上部消化管内視鏡検査」と言います。カメラを口または鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸の観察をするものです。主として、逆流性食道炎、胃炎や胃潰瘍の診断、胃がんの精密検査などを行います。また、胃がん健診で異常が疑われた方の精査も行います。
胃がんは日本のがん死亡原因の第3位(2021年時点)です。胃カメラなら、早期の胃がん·食道がんを発見することができます。早期胃がんでは開腹手術を伴わず、胃カメラで内視鏡的治療が可能な場合があります。最悪、開腹の手術が必要でも早期の胃がんであれば、95%以上の確率で完治を目指せます。
胃カメラは苦しい、検査中に「オエーッ」となってしまうという方。これは舌の付け根の舌根という部分に胃カメラがあたり、嘔吐反射が起きてしまうのが原因です。経鼻内視鏡は、胃カメラが鼻の中を通って食道へ入っていきますので、舌根には触れず嘔吐反射はほとんど起こりません。
横にスクロールしてご覧ください。 →
検査内容 | メリット | デメリット |
---|---|---|
経鼻内視鏡 |
|
|
経口内視鏡 |
|
|
1980年代に人間の胃の中でピロリ菌という細菌が発見されました。この菌が、胃潰瘍·十二指腸潰瘍·胃がんの原因となっているということが近年明らかになってきています。ピロリ菌は胃の粘膜に好んで住みつき、粘液の下にもぐりこんで胃酸から逃れています。また、十二指腸の粘膜が胃と同じような粘膜に置き換わってしまった場所では、ピロリ菌が住みつくこともあります。
胃酸の分泌をおさえる薬と、2種類の抗生物質を組み合わせて1週間続けて服用します。
途中で服用をやめたりすると、ピロリ菌が薬に対して耐性を持つようになり、次に除菌しようと思った時、薬が効かなくなる場合があります。必ず医師の指示通りにお薬を服用しましょう。
除菌できたかどうかの判定は、当院ではお薬の服用が終わってから3か月以上して尿素呼気検査等で判断します。現在、除菌の成功率は90%弱です。除菌できなかった場合、前回とは違った薬を使って再度除菌治療を行います。
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)とは、大腸を観察するために肛門から内視鏡を挿入し、ポリープやがん、炎症などを診断します。組織の一部を取って調べたり、ポリペクトミーや内視鏡的粘膜切除術など、病変を内視鏡的に切除したりすることもできます。お腹を切らずに手術ができるので傷跡が残りません。
食生活の欧米化などに伴い近年大腸がんは増加傾向にあり、日本でのがん罹患者数の第1位(2019年時点)は大腸がんです。女性のがん死亡原因では第1位(2021年時点)になっています。そのため、大腸がん健診は現在広く普及しています。
また大腸がんはある程度進行してしまうまで自覚症状がありません。大腸カメラをすることで早期の大腸がんを発見できるばかりでなく、がん化する恐れのあるポリープを検査中に内視鏡で切除することが可能です。切除することによってがんを未然に予防することができます。大腸内視鏡検査は大腸がんの検査として大変有効なのです。
当院では、ポリープを切除した場合、原則として1泊入院していただきます。
これはポリープを切除したところから出血したり、急にお腹が痛くなったりした場合に適切な処置を施すためです。
横にスクロールしてご覧ください。 →
検査内容 | 3割負担 | 1割負担 |
---|---|---|
胃カメラ | 4,000円 | 1,500円 |
胃カメラ+組織検査 (1部位の場合) |
8,000円 | 3,000円 |
大腸カメラ | 8,000円 | 3,000円 |
大腸カメラ+組織検査 (1部位の場合) |
12,000円 | 4,000円 |
大腸ポリープ切除 | 44,000〜55,000円 | 15,000〜19,000円 |
胃カメラ・大腸カメラともに要予約となっていますので、事前に医師または看護師にご相談ください。
名誉院長
山下 治彦
院長
糖尿病センター長
健康サポートセンター長
吉田 直彦
副院長
リハビリセンター長
上甲 隆敏
主席診療部長
須賀 正和
内視鏡センター長
宮本 安尚
整形外科部長
河田 典久
回復期リハビリテーション病棟
部長
井上 愛
脳神経センター長
冨田 仁美
内科医長
鎌井 順二
脳神経外科部長
梶原佳則
非常勤医師
苅田 美夏
非常勤医師
乳腺センター長
亀井 義明
非常勤医師
村上 朱里
非常勤医師
田口 加奈
非常勤医師
中村 萌美
非常勤医師
竹本 佳菜
非常勤医師
野田 令菜
非常勤医師
豊島 史彦
非常勤医師
安川 正貴
非常勤医師
萩山 吉孝
非常勤医師
堀 和子
非常勤医師
松田 藍