医療相談・医療連携 地域の方へ
地域連携室 部門長ごあいさつ
おおぞら病院でよかったと満足して
いただけるように
当院の連携部門である地域連携室は、旧吉田病院時代の平成21年8月に、まず「医療連携室」として産声を上げました。医療連携の必要性が求められ始めていた時期であり、医療機関同士を繋ぐ窓口として、不慣れながらも2名のスタッフで日々連携に取り組んでいました。それから、療養病棟の廃止、回復期リハビリテーション病棟の立ち上げという病院機能の変化に合わせてスタッフを増員し、前方連携・後方連携業務の充実に取り組んできました。
そして、おおぞら病院への新築移転と共に、医療だけの連携に留まらず、地域密着の連携が必要であると考え「地域連携室」に名称を変えて、現在も様々な連携を行っています。地域連携室のMSWの仕事はというと、いわゆる「退院させ屋」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。それでも私たちは、当院に通院されている患者さんや、入院している患者さんの声に耳を傾け、院内多職種や他機関との橋渡しをしながら、当院に来て良かったと満足していただけるように取り組んでいるつもりです。
どんな些細な内容でも、ひとまず地域連携室にご相談いただければ、一緒に答えを導くお手伝いをさせていただきます。是非、お気軽にご相談ください。
地域連携室方針
- 理念
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これからも「相談しやすい連携室」を目指して参ります。
- 方針
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現在6名体制で、それぞれが医療機関や介護施設などでの勤務経験を有しており、各人の経験や得意分野を活かしながら外部医療機関との連携、介護保険サービスや障害福祉サービスなど社会資源の提案などを行っています。
また、院内の医師や看護師、リハビリスタッフとの連携も図りながら患者さんの支援を行っています。
業務内容
地域連携室では、入院時(前方連携)・退院時(後方連携)における患者さんの社会的問題や、
介護の問題の解決に向けた相談援助を主な業務として取り組んでおります。
入院中・退院後の生活に関する
ご相談
- 入院中の生活について
- 通院が困難な場合の訪問診療・訪問介護について
- 介護保険制度の説明・退院後の制度利用の援助
- 地域での福祉制度について
社会保障制度の利用援助
- 入院費などの経済的不安について
- (高額療養費制度の利用)
- 身体障害者手帳手続きについて
- 年金・健康保険について
入院~退院支援
- 退院支援とは
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患者さんやそのご家族様が場を変えて療養するという選択肢があることを理解し、どこでどのように療養生活を送ればよいのかを自分で選ぶことができるように関わることです。そして、退院後もできるだけ入院前の生活を継続していくことができるよう、医療の提供を検討し関わっていくことです。
ご相談~退院までの流れ
- STEP 01
- 入院相談
- STEP 02
- ご本人と面談
- STEP 03
- ご入院
- STEP 04
- 退院に向けてのご相談
- STEP 05
- ご退院
実 績
日常生活への復帰を目指して
入院された患者さんには、できる限り入院前と同じような生活に戻っていただけるように日々努力しております。当院の在宅復帰率は平均で約90%となっています。厚生労働省が定める70%の規定を大幅に上回る結果となっています。
当院では、ご入院のお申し込みからご退院後の生活まで、医療相談員(MSW)の私たちが患者さんの抱える経済的・心理的な問題の解決への手助けを行っております。
相談員の声
病気をきっかけに様々な問題や心配事が起こります。ご相談の秘密は厳守いたしますので、分からないことや気になっていることなど気軽にご相談下さい。
患者さんやそのご家族様の不安が少しでもなくなるよう日々努力していきたいと思います。
Contact お問い合わせ
地域連携室へのご相談は、事前にお電話をいただくようお願いしております。
- 地域連携室担当
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日野・山岡・米島・福井・菊川・竹田