
放射線科では、単純撮影、胃透視、VF(嚥下造影)、ダイナミックCTなどの造影撮影、CT検査、CTを用いた内臓脂肪測定・肺気腫評価、骨密度測定、マンモグラフィなどで、各科の検査・画像診断を行っています。
平成20年からは、マルチスライスCTを導入し、3D-CTもできるようになりました。また、放射線科医(非常勤)による読影を行っており、近隣の医療機関の先生からの検査依頼も承っております。
体の輪切り写真を撮ることで、体内の異常を早期に発見します。
種類 | 発見できる病気 |
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頭部CT | 脳出血・脳梗塞などの診断に有用です |
胸部CT | 肺癌、肺炎などの発見・診断ができます |
腹部CT | 肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・腹部大動脈・生殖器の疾患を検査します |
造影CT | 造影剤を注射しながら撮影することで、癌や炎症の精密検査をします |
内臓脂肪CT | 内臓脂肪と皮下脂肪の面積が分かり、メタボリックシンドロームの診断に用いる |
COPD CT | 肺気腫の診断と重症度の診断に有用です |
当院では、検診マンモグラフィ撮影技師A認定の女性放射線技師が検査を行います。
詳細は乳腺外来をご覧ください。
X線を用いた検査・治療を行います。
種類 | |
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胃透視(バリウム検査) | 造影剤(バリウム)を飲んでいただき、食道、胃、十二指腸の形態や粘膜の状態を調べる検査です |
嚥下造影検査(VF) | 嚥下機能評価を行う検査です |
骨折の整復 | 四肢の骨折の整復は、透視を用いながら行います |
イレウス管挿入 | 腸閉塞の治療に用いるイレウス管の挿入に用いられます |
経皮経肝胆管ドレナージ(PTCD) | 閉塞性黄疸、急性化膿性胆管炎などの治療として胆管内にチューブを穿刺・挿入する治療です |
16列程度のCT装置では困難であったサブミリ(1mm以下)での高速全身撮影が可能となりました。1回の息止め(14秒程度)で1,100mm以上*の高精細撮影が可能です。このため、広範囲かつ高精細なMPR画像の描出がルーチン検査で可能になりました。
*撮影範囲は撮影条件により異なります