
当院は「地域に根付き、患者さんに寄り添える医療」を目指しております。より良い療養環境の提供と、患者さんやご家族と一緒にそれぞれの目標を確認しながら、在宅復帰・社会復帰に向けた取り組みを多職種協働の医療チームで行っています。
おおぞら病院を選んでいただいた患者さんやご家族が「おおぞら病院に来てよかった」と思って頂けるように、看護師一人ひとりが対話を大切にしたこころの通う看護の提供に努めています。これまで以上に看護職員が、やりがい、働きがいを感じられる職場環境を整えると同時に、院内教育プログラムや院外研修を通じて専門職として自律できるよう、教育体制を整え支援していきたいと考えます。
看護部長
(認定看護管理者)
一般病棟は、一般病床18床、地域包括ケア病床30床で構成されています。
地域の緊急患者さんの受け入れや、急性期を経て病状が安定した後、患者さんが自宅や施設へ戻るために、継続して医療や看護、在宅への支援を行う病棟です。
患者さんやご家族の希望を聞きながら、患者さんにとって適した場所に退院できるように、各科の医師、看護師、セラピスト、ケアワーカー、MSW、薬剤師、栄養士、ほか多職種が連携し支援を行っています。
回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患、大腿骨頸部骨折などの患者さんに対して、集中的にリハビリテーションを行い、機能の回復や日常生活で必要な動作の改善を図ります。医師、看護師、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、MSW、薬剤師、栄養士がチームとなり、それぞれの患者さんに合わせたプログラムを作成しています。セラピストと実施するリハビリ以外に病棟での起立訓練や歩行訓練、器具を使った筋力トレーニング等も行います。また、認知症の予防や改善、寝たきり防止の目的で、入院デイケアとしてリハビリの合間に毎月のプログラムに沿って体操やゲーム、合唱などを行っています。
患者さんやご家族に、たくさん笑顔になっていただけるよう、全スタッフが一丸となって日々頑張っています。
看護部教育関連の委員会及び担当者会の機能図
令和3年度 院内での実技演習風景